宵闇幻燈

PBW、シルバーレイン登録キャラ【永合周・柴】の日記です。 ゲームをご存じない方は意味が分からないと思いますのでご注意を。

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ゆずれない


 台所への戸を挟んでそっくりの顔をした少女と少年が
 真剣な顔で言い合っている。

 足元では白い犬が心配そうに尻尾を揺らして様子を見ている。

 柴 「……断る。」 (真剣な面持ちで目を逸らす)

 周 「…………なぜ。」 (眉を顰め)

 柴 「……僕に人を殺す手伝いをしろって言うの?」

 周 「……………」 (悲しげな眼で床を見)

 柴 「…とにかく僕はごめんだよ」 (周の横をすり抜けようとし)

 周 「…だが考えてみろ。手伝わない事で、逆に人が傷つくとは思わないのか」

 柴 「……」 (去ろうとした足を止める)

 周 「……まあいい。私一人だってできる。見ていろ。」

 柴 「…………」 (周に背を向けたまま)

 周 「…とりあえずチョコは鍋に入れて火にかければ溶けるだろう」

 柴 「ちょ…チョコは湯せんで溶かすの!

 周 「…もう溶かしてしまった。」 (分離した鍋を見せ)

 柴 「…やめときなよ…手作りは…あげた相手を殺す気なの…」
   (焦げ付いた鍋を見てガクリと膝をつき)

 周 「…いやだ。世間では手作りをあげると思いが伝わると言っていた。」
 
 柴 「相手の腹を壊すより良いよ…手作りっぽいチョコとか売ってるよ…?」
 
 周 「…いやだ。自分で作る。」 (ムスーっと小麦粉を見ている)

 柴 「……………………」

 周 「……………………」

 柴 「……………わかったよ…」(げんなり)

 周 「(ぱぁぁ) これがいい、これが」
   (「手作りのチョコレート菓子」という本の豪華なチョコ菓子を開いて見せている)

 柴 「…………………」 (じっとりと睨む)

 周 「…さ、頑張るぞ!」 (うきうきエプロンをつけている)

 
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